可能性の塊が、渾沌の始まり。
すべてはここからはじまった。
あのときはまだ……
こんなカオスになるなんて……
と茶番はここまでにして
今回は超速蜻蛉返り特急取材、
それに至る経緯と行程を
書き残しておこうと思います。
1.ここに至るまでの経緯
- 「函館に行こうや」という話が私と「いつものあの方」で持ち上がる。
- 母親に突然いってらっしゃいと言われる
- ちょうどニセコ号ピッタリ行けることに気づく
……
行くしかないじゃん
と私は認可が下りた翌日に切符を調達します。
ここでふと思ったのが今回の運賃。
色々考えた結果導かれた答え。
函館まで¥8910の片道料金(自由席込み)となるとやはりここはアレを使うしかない、と。
再び舞い降りた、2度目の出番
HOKKAIDO LOVE6日間周遊パス
(※現在は発売を終了しています)
こいつの特徴は
- 特急含む自由席乗り放題
- 指定席4回利用可能(以降は乗車料のみ有効)
- 道からの補助金で値段が破格
- 簡単に元が取れる
まぁつまりはめっちゃつよいやつ。
こちらでニセコ号を利用し函館に行く。
いつしかただ函館に行きたいよねだった
その話がこうなるとは……
そして……また事案が発生するのです……
2.当日のお話。
まずはこちらをご覧ください。
何気ない出発当日のツイート。
……なにかおかしい。
どんな時間に起きてるの？？？
消して徹夜したわけでも
やたら早く寝た訳でもない。
この日の就寝時刻は午後10時だ。
(だがしかし既に戦いは始まっている。
私は函館からアレで帰るのだ。
目的地に行って……間に合うだろうか……)
さてそんな私は千歳線の始発、
千歳駅5:40発の札幌行きにて
札幌に向かうのですがここで事件。
前日まで満席だったニセコ号の指定席。
何故か取れてしまった。
まぁ、ツイートの通り
結局自由席に座らないと、
放送の収録が出来ないので、これは記念に。
このことは後で乗車中に車掌さんに
伝えておきました。
札幌を小樽方面に発車し、山線を経由する
特急ニセコ号。
北海道一の急がない特急。
特急2本に追い越され、
所要時間も行きだけで5時間40分程。
そんな列車に乗り、素材も集まりつつ……
おいなにしてん？？？？
ってこともありながら
函館に到着。
腹ごしらえもしていざ！
市電！
……とここから雨が酷すぎて
あまりカメラを回していないのと、
車内で猛烈な眠気に襲われて……
車内の記憶がほぼない
……ごめん。
とりあえずこの後あった写真は、
湯の川にやってきた伝説の迷車
ということだけです。
それ以上もそれ以下もない。
さて、ここまで来ると
最早ただ取材しているだけなのですが、
この時既に16:00を過ぎています。
そろそろ帰宅準備をしなきゃですよね。
17:51の北斗とかに乗るのがベストだし。
しかし私が目指すのはその逆。
函館空港。
もう一度言います。空港です。
切符で特急も考えたのですがどう考えても
滞在時間が短すぎる。
少しぐらいまったりしたいじゃない？
でも駐車場に車も停めてるんだ。
あまり遅い時間に着きたくない。
じゃあどうするか。
サクッと手早く札幌に戻る。
これです。これしかない。
なんてったって私は既に最高のアイテム、
マイレージカードがあるんだよ。
当日予約で5300円だよ？
1回ぐらい使いたいじゃないか。
しかもこれをすると
もうひとつメリットがあって、
函館時点で特急に乗らなくても
ニセコ号を先回りして
札幌近郊で撮影が出来るかもしれない。
一か八かの賭けです。
そう。途中の戦いっていうのは
スカイメイトは空席がなかったら死だから
というのを把握していた
故の空席との戦いだったんですね。
ちなみにこの賭けは爆死で終わります。
この日、大雨で遅延したからです。
なんでだよ。
なんでここで遅延魔神発動するんだよ。
まあそれはさておき。
爆速で札幌にトンボ帰りを果たし、
エアポートのuシートに
しれっと課金して帰宅。
これが今回の全行程。
今回はニセコ号に指定席も
自由席も乗った関係で
14450円を使った計算になります。
しっかりちゃっかり切符の元は、とりました。
おわりに
まぁ、奇行に出るのも楽しいもので、
こういうのは計画段階で
いかに柔軟に対応出来るかだなと感じました。
一応お伝えしておきますと、
函館丘珠間の航空機利用運賃は16000円程度。
事前にカードの発行を済ませて、
当日に窓口で手続きをすれば
5300円になります。
これはあくまでもJALの話。
ANAの場合、
窓口で年齢確認等は出来ませんので(たしかね)
事前に書面を送付する必要がありますし、
その辺は各自検索してくださいね〜。
それでは今回はこの辺で〜
この光景もあと何年見れるかな。
